地域連携推進コーディネーター

地域連携推進コーディネーター

地域連携推進コーディネーターとは

地域推進コーディネーターとは

 地域コンソーシアムとは、地域の農林漁業者や食品関連事業者、行政、関係団体などが連携し、地域の実情に応じた持続可能な食料システムの構築を推進する中核的な組織です。地域食料システム構築・連携推進プラットフォームにおいては、連携支援の実施主体として、構成員との協働や地域内外の連携促進を担います。
 また、その中で地域連携推進コーディネーターは設立準備段階、組織の立ち上げ支援から新たなビジネス形成に至るまで、幅広く伴走支援を行います。
 これにより、地域資源を生かした新たな事業創出の基盤を確立し、持続可能な食料システムの取り組みへとつなげていきます。
 ※なお、コーディネーターとの直接の支援依頼相談は、全国事務局が伴走支援を決定した以降になります。

コーディネーター紹介

内田美和

内田美和

地域プロデューサー 食品流通業界(小売:バイヤー、卸:営業マネージャー、メーカー:営業マネージャー)、飲食店経営、金融(M&A業務)、地域活性化プロデュース等の経験を活かし、10年以上にわたり地域ブランディング、商品開発・改良、国内外の販路開拓に携わる。 
省庁事業のプロジェクトマネージャーはじめ、地域全体を一つのチームとして捉えた地域のブランディング事業に注力しており、地域の首都圏販路の一つとなるべく、都内において毎月マルシェを主催し、自らが関わる地域や地域商品の販売・PRを行っている。

河野麻衣子

河野麻衣子

新規事業コンサルタント、ふるさとプロデューサー 東京大学大学院修了後(文化資源学)、外資系および日系のコンサルティングファームにて、官公庁や企業の新規事業開発、グローバル展開、まちづくり、震災からの復興支援などのプロジェクトに携わる。地域でのまちづくりの現場経験を活かし、地域の声を丁寧に拾いながら伴走支援を行う。多様な関係者との対話を重視し、地域資源の価値を引き出すブランドづくりや企画開発に取り組む。得意分野は、事業アイデアの創出からビジネスモデルの策定にかかるワークショップのファシリテーション、およびサービス化・事業化までの伴走支援。英語での海外連携や発信にも対応し、地域と世界をつなぐ橋渡し役として活動している。
IEビジネススクール、ブラウン大学MBA修了。

小関大介

小関大介

オガル株式会社 執行役員 東北芸術工科大学を卒業後、住宅会社にて営業・設計・施工管理に従事し、最終的には支店長としてマネジメントを経験。空き家や遊休不動産の活用提案を契機に、空間プロデュースを通じて培った企画提案力を強みとし、事業者の事業計画・資金調達支援へと領域を拡大。以降は補助金申請支援や業務改善支援、販路開拓支援など多様な分野に対応し、伴走型での実行支援を行う。
近年は自治体や民間企業と連携し、地域資源を活かした観光・食品産業のプロジェクトに関与。事業の全体像を把握したうえで、複合的な課題に対して専門家と連携して対応する「ジェネラリスト型」の支援を強みとする。現場の実行段階まで支える密着型支援を通じて、支援対象全体の調整役を担っている。

近藤航

近藤航

株式会社エガイテ 代表取締役 1982年生まれ、東京農業大学卒業後、広告代理店やグラフィック会社、Web制作会社を経て、東日本大震災復興支援プロジェクトに参加したことをきっかけに独立。2017年に創業。デザイナーとしてロゴやパッケージのデザイン、Webサイト制作のほか、中小企業診断士として事業計画策定や管理会計の導入、人的資源管理の支援を行う。また、デザインと経営を掛け合わせることで、ブランド戦略策定や商品開発の支援なども実施。主に一次生産者や食品加工事業者、道の駅や産直施設などを支援。自治体向けにふるさと納税のアドバイザーや地域プロデュースにも携わる。岩手県、群馬県、沖縄県の地域資源活用・地域連携プランナー、岩手県や群馬県の食の専門家、総務省の地域力創造アドバイザーを務める。

佐藤孝弘

佐藤孝弘

株式会社アール・ピー・アイ 業務執行役員 大学で行政学を専攻し、平成9年株式会社アール・ピー・アイ入社。途中、社会人大学院で経営学を修了し現在に至る。地方創生関連の各種調査をはじめ、産業振興や観光振興、社会問題などの調査・計画策定に従事。産業構造をマクロとミクロの両方から考察する調査や、戦略立案とプロモーション、公民連携など、複合的・横断的プロジェクトを得意としている。
地域型食品企業等連携促進事業の前身である地域食品産業連携プロジェクト推進事業(通称、LFP)に初年度から携わり、これまで北海道(令和3年度)、宮城県(令和3年度)、島根県(令和4・5年度)、徳島県(令和4年度)、香川県(令和4年度)、愛媛県(令和6年度)、宮崎県(令和3~6年度)、鹿児島県(令和3・4年度)を担当した。令和7年度は愛媛県と宮崎県を担当する。主な資格は中小企業診断士。

庄司和弘

庄司和弘

ホライズンコンサルティンググループ株式会社 代表取締役 ホライズンコンサルティンググループ株式会社代表取締役。「企業・人材の『夢と希望の未来』創造パートナー」を活動理念とし、中小企業、起業家のインキュベーション、農業者の6次産業化、農商工連携、法人化などの支援、障害者の所得向上のための新商品開発や販路開拓など、真摯に課題可決に取り組む姿勢をもつクライアントが「次の一歩を踏み出せる深く・丁寧な関わり」をモットーに活動している。企業向け教育研修も積極的に実施しており、年間約900時間人材育成に関わる研修を行っている。また、2011年より、東北の食材の海外への発信活動を実施し、現在、中国、香港、台湾などへの輸出サポートを実施しており、2016年、ジャパンブランドの海外展開を支援する商社ホライズングローバルトレード株式会社を設立した。

竹川智子

竹川智子

株式会社フラン 代表取締役 大阪大学外国語学部卒業後、製薬会社で医薬品の海外営業・輸出業務(主に湾岸諸国、アフリカ、ロシア等)に携わる。その後、新聞社へ転職し、大阪・神戸の地域情報や映画・演劇等の取材編集、民間ホールの企画運営、健康福祉・ユニバーサルデザイン等をテーマとした展示場での企画プロデューサー業務を経て、独立。
地域の中小企業・小規模事業者の販路開拓や広報宣伝を手掛ける中、多くの農水畜産事業者と出会い、医農連携・農福連携などのマッチングや、商品開発、新規事業の展開をサポート。農泊など地域連携による活性化にも取り組む。

中村拓史郎

中村拓史郎

Food Fellows 代表 飲⾷関連企業にて調理/仕⼊れ/メニュー開発/店舗マネージメント等を担当、2022年から統括部⻑としてレストラン業態/バー業態/ライブハウス/洋菓⼦物販等をマネージメント。2024年より飲⾷店向けコンサルティング業として個⼈事業[フードフェローズ]を開業。
現在は福島県等の地域加工事業者(ワイナリー/ブルワリー/水産/畜産/農業)に向けた商品開発や販路開拓支援等も行っている。

中尾克代

中尾克代

株式会社DX経営研究所 代表取締役 熊本県庁を経て、電子機器メーカーの品質保証部に勤務後、独立。ITコーディネータ資格、ISO品質・環境、JGAP等の審査員資格を保有し、全国の中小企業や農業者のデジタル化を推進しています。実家が熊本の茶農家であるため、農業DXやスマート農業支援に注力し、地域と食の懸け橋となるべく全国を行脚しております。令和3年度、4年度連続し、ITコーディネータ協会表彰の最優秀賞(商務情報政策局長賞)をクライアントとともに受賞。事業承継士、G検定(#2024)、講演多数。