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2026.08.07
北陸地域コンソーシアム

5月25日『TOYAMA YŌJŌ』 キックオフサミット ~41年連続最下位からの大逆転!~ 開催

富山県産野菜の付加価値向上と新たな食品産業ビジネス創出を目指し、『TOYAMA YŌJŌ』キックオフサミットが5月25日に開催されました。41年連続で野菜産出額全国最下位という課題を打破するため、生産者、食品事業者、起業家、行政が一丸となり、富山独自の歴史や土地の個性を活かし、県内食品業者と野菜生産者とのマッチングによる新たな食品産業ビジネスの創出を目指す挑戦が本格的にスタートしました。

 

■ 『TOYAMA YŌJŌ』 スタート、富山のテロワール発信を目指す

新田八朗知事からは、野菜産出額「41年連続最下位」からの脱却に向け、伝統の「クスリの富山」を起源とする「養生」の物語で他県と差別化し、「稼げる農業」を実現する決意が語られました。続いて県農産食品課より、富山の豊かな土地が育む「富山テロワールベジ」のブランド化戦略を説明。名物である寿司に続くブランドを目指し、食・温・眠・動・心の五つの養生観に基づいた、現代人の心身を整える「食の処方箋ビジネス」の方向性が力強く示されました。

 

■ 日本野菜テロワール協会代表理事によるテロワールに関する基調講演

一般社団法人日本野菜テロワール協会代表理事の小堀氏が「テロワールという魔法の杖」と題して登壇。長年、野菜バイヤーを務める経歴を元に、富山に眠る豊かな自然環境と農家の実直な努力という「テロワール」の価値を説明しました。魚津市の新川だいこんがブランディングにより1億円の産地へと急成長した後継者育成の成功事例を引き合いに出し、テロワールは「心の美味しさ」を満たす魔法の杖であり、富山は宝の山であると熱いエールが送られました。

 

■ ラウンドテーブルによる県産野菜の課題解決に向けた議論

ワークショップでは、参加者が主役となり、ビジネスの創出に向けた多様なアイデア出しが行われました。ホワイトコーンや入善ジャンボ西瓜など9つの産地から、水不足や虫害、規格外品の処理といったリアルな課題や強みが挙げられました。また、具体的な利用シーンを含め、消費者にとってどのような「養生」につながるのかを念頭においた商品開発にむけたアイデアが発表されました。来年2月開催の「富山養生アワード」での市場性評価を見据え、参加者が持つビジネスアイデアに対するブラッシュアップが展開されました。