地域コンソーシアムの取り組み
熊本県
畜産業やお米などの基幹農産物を食材として想定した「① “先払い型”の応援モデルの確立による経営リスクの低減」「②消費者参加による共感形成と付加価値の創出」「③未活用部位の加工による利益構造の改善と商品多様化」の取組
取組に至る背景・課題
・畜産業やお米などの基幹農産物の生産には、リードタイムの長さや価格のボラティリティ(変動性)など、継続的な経営を困難にする複合的な課題が存在します。
・担い手の減少や収益構造の不安定さは深刻であり、農業・畜産業の持続可能性を高める新たな仕組みが求められています。
目的
持続可能な食料システム確立に向け、「① “先払い型”の応援モデルの確立による経営リスクの低減」「②消費者参加による共感形成と付加価値の創出」「③未活用部位の加工による利益構造の改善と商品多様化」の3つに取り組みます。
今年度の実施方針
・「くまもとあか牛」を事例とした、消費者共感型の農産物を原材料とする「食品・農産物の先払いビジネスモデル」の構築に向けて取り組みます。
・県内の連携体制を構築し、「生産から消費・支援まで」を消費者とプロセスに対する共感を得るための地域側の仕組みを整備します。
・冷凍加工品・加工品に関して、複数の牛の未活用・低価格部位のブレンドや味の多様化を踏まえ製造体制を整えます。
・「草原再生・地域支援」のストーリーを伝え共感を広げるため、イベント出展、SNS運用、PR動画等を通じ県内外プロモーションを展開します。
・生産・加工・販売の各工程における品質向上、6次化ビジネスの実践知を共有する検討会を実施し、担い手のスキルアップを図ります。
・BtoC・BtoBの販路を並行的に検討します。特に「応援購入型」の販促チャネルとの接点を開拓します。
活動の様子
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問い合わせ先
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担当部署
熊本地域コンソーシアム事務局(南阿蘇村草原再生・あか牛復興プロジェクト推進協議会)
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連絡先
TEL:070-1488-3993
FAX:050-3737-5001
MAIL:sei.kishinami@kmd.keio.ac.jp