地域コンソーシアムの取り組み

長野県

中山間地域の遊休荒廃地化を防ぐために有効な農林産資源を活用した新商品・新サービスの開発、および生産サイドと消費サイドの新たな関係づくりを見据えたトータルな形での中山間地の維持・発展

取組に至る背景・課題

・農業者の高齢化に伴う農業者や農地面積の減少への効果的対応が求められ、中山間地の遊休荒廃地化の進行が特に問題です。
・遊休荒廃地化に伴う各課題(鳥獣害の増加、集落の人口減少や消滅、伝統料理・伝統野菜・伝統文化の衰退等)の対応が必須です。
・中山間地の遊休荒廃地化を防ぐために、新たな商品・サービスの開発にとどまらない、トータルな形で中山間地の維持・発展を目指します。

目的

・食品産業事業者を中心に1次2次3次産業・研究機関・行政などの多様な担い手で構成されるコンソーシアムの連携と協働によって、新たな食品産業ビジネスが持続的・自発的に生み出される仕組みを構築し、長野県ならびに日本の農業と食品産業の新たな発展を生み出します。

今年度の実施方針

1 各種媒体を通じて関係事業者ならびに広く県民一般に対して周知を行うとともに、研修会や課題検討会を開催して意識醸成を図ります。
2 テーマごとに課題検討会を進め、解決するべき課題の社会的意味や解決方法の共有と相互理解を図ります。
3 「中山間地の遊休荒廃地化の拡大防止」については参画メンバーを拡大し、新商品・サービスを開発するだけでなく、生産者への情報発信や契約栽培による援農等も検討しつつ生産拡大を図り、生産・加工・流通・消費までを一気通貫する新しい形の食料システムを創り出します。
4 「新しい食品ビジネス」「地域型協調領域実証」の具体的テーマや実施主体は、課題検討会を通じて選定します。
5 コンソーシアム拡大のため、県産小麦等の過年度テーマに加え、過年度の取組から浮かび上がった課題も並行して議論を継続します。

活動の様子
地域コンソーシアムHP

https://www.sanchoku-coper.com/3375/

問い合わせ先

  • 担当部署

    LFPながの事務局(株式会社産直新聞社)

  • 連絡先

    TEL:0265-96-0938
    FAX:0265-96-0939
    MAIL:lfp@j-sanchoku.net